今年も桜が満開に近づくと、いつライトアップするのかなと期待し、時々野川に行って開催日を確認しながらその日を待つ。
やっとその日が来て行ってみると人でごった返している。野川の堤は一方通行になっていて、その中に身を置くといやおう無しに流されて行くしかない。そんな中で眺める風景はどこへ行っても同じような真っ白い桜だけである。
途中に「この感動を一言。」とコメントを書き込む場所があるが、そんな気にもなれない。しかし、このライトアップが始まった十数年前は本当に感動したものだ。のんびりと好きなところに立ち止まったり気分に合わせてそぞろ歩いたりできた。こんなに味気なくなったのは、一方通行にしてからである。
昔の感動をもう一度呼び起こすために、マンネリ化した状況を打破しよう!それには先ず川原を開放することである。夜桜を眺めながらのささやかな宴会もいいものである。そうすれば一方通行も必要なくなるだろう。
照明も、場所によってはもう少し暗くして夜らしい雰囲気のある照明にするなどして、一律に全部をライトアップするのではなく変化をつけると飽きない。
今後の発展も考えたらライトアップそのものの経費を少なくして皆が楽しめるものにしたい。
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