ということを、新聞と一緒に配られて来た東京都の広報誌で知った。
その中に「食肉市場・と場で働く人々への差別や偏見」というのが掲載されていた。それによると
食肉市場・と場では、私たちの暮らしに欠かすことのできない食肉や内臓、皮などを生産していますが、その仕事がマスメディア等で、残酷さや非情さの比喩として使われたり、ここで働いているというだけで、本人や家族に、結婚や就職などで差別が起きています。と親切に説明が書いてあり、食肉市場・と場で働く人々に対する差別があるということを始めて知った。(その他、沢山の差別をPRしていた。)
昔、会社へ入った時も、「同和問題」に対する教育があって、迂闊にもそれまで知らなかったのだが、部落出身者に対する差別があることを知って、誰が部落出身者だろうと興味が湧いたのを思い出した。
差別を知らなかったり忘れていたりしても、このように特別に週間を設けてキャンペーンを実施されると、「このような差別もあるんだ」と意識してしまう。ゆえに差別が無くならないのだと思う。
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