今回の衆議院選挙の結果は大方の予想通りだったが、これを予想できず大ショックを受けているのが麻生首相や主要閣僚、自民党の幹部達である。民主党政権が誕生するまでは、まだ自民党政権であり日本を正しい方向に導いていく責任があるんだという、政治家としてごく当たり前の常識を忘れてしまったようだ。
国際会議への大臣の欠席が相次いでいる。G20の与謝野大臣、WTOの二階大臣、石破大臣などが出席しないと言っている。日本の国益を守るというのが政治家の第一の務めではないのか。これでは民主党政権が失敗するのを期待しているように見えてしまう。
最後の仕事をきっちりとやっておくことによってこそ、「さすがに自民党、民主党に何かあれば次回は民主党にしよう。」と国民が安心するのに、こんな状況では「もう自民党は崩壊するしかないな。」と国民は思ってしまう。
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1. アチャマン — 2010/01/26@11:29:36
民主党は今、従来自民党ができなかったことについて今必死で取り組んでいるように見える(官僚支配)
もうちょっと民主党に協力してやることはできないのか
私見であるがこれからの自民党はおそらく官僚を味方につけて民主党をつぶしにかかると思うが・・・・・