民主党の菅代表代行との「道路特定財源」に関する公開討論会があった。
東国原知事の言い分は、宮崎県は道路整備が遅れているから道路特定財源は必要であり一般財源化には反対で、道路特定財源が無いと道路は整備されないというものである。これは自民党の言い分を鵜呑みにして自民党の代弁を買って出ただけのようだ。
しかしこれまでの実績を見れば、道路特定財源が余っていても、北海道の田舎で熊しか通らないような道路はできても、宮崎県には道路ができないとういことは分かるはずだ。道路整備の優先順位は、一部の官僚と道路族議員で勝手に決めているのであろう。
むしろ、一般財源化してその中から道路整備用の予算を割り当てた方が、国会の審議を経るので何故宮崎に道路が出来ないかが分かるというものだ。
また暫定税率廃止にも反対しているが、地方税分の税金は5.2円/㍑が4.4円/㍑に減るだけなのだから、地方分の税金収入がそんなに減るわけではない。結局国税からの分配を多くしてもらおう、国道も早く整備してもらおうとして、自民党に媚びているのであろう。
もう少し斬新な考え方を期待していたのに、チョッとがっかり。
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