昨夜のテレビを見てつくづく思った。「日本には政治家が居ない。」
テレビでは沖縄にまだ不発弾が2500トンも埋まっており工事で爆発事故が起きている現状を報道していた。工事で犠牲者を出さないためには、工事の前に磁気探査で不発弾を発見する作業を実施するのであるが、問題は「公共工事では磁気探査の費用に関して国から補助が出るが、民間工事の場合は国の補助が無いため実施できない。」ということである。
これは、典型的な役人の発想で法律を作り、それをノーチェックで国会を通す国会議員の組み合わせで生まれる日本の政治の実態を現している。
公共工事だから犠牲者が出ないように国が万全の体制でやる。だから磁気探査の費用は国が負担する。民間は磁気探査をしなくても事故が無ければそれでよい。事故が起きれば民間が補償すればよい。という発想であろうか。
国民から選ばれた真の国会議員が法律を作れば、そんな無責任なことは起きないだろう。なぜ不発弾が埋まっているのかを考えれば、機会ある毎に国の責任で探査し処理すべきという発想になるはずだ。
コメント