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日本は大人の対応

アメリカ政府機関「地名委員会」が竹島の表記を「韓国領」から「主権未確定」に変更した問題で、韓国政府からの抗議を受けて、表記を元の「韓国領」に戻した。
 
 これに対して韓国政府は「信頼回復の結果だ。」アメリカの迅速な措置は、首脳間の深い信頼と友情を反映したものだ。」とコメント。
 
 一方、日本政府は「アメリカ政府の1機関がやることに、あまり過度に反応することも無いと思っている。今回のホームページ上の記述の変更は、アメリカの立場の変更とは受け止めていない。」とコメント。
 
 正に日本は韓国と違って大人の対応だ。しかしこの大人の対応は日本国内では通用しても、国際社会では単に「大人しい対応」としか受け止められないことにいい加減に気が付いて欲しい。
 
 小学校では「大人しい子」がいじめの対象になることが多い。国際社会では「大人しい国」がいじめられたり軽んじられたりする。6カ国協議がそれを証明している。
 
 外務省は国益より省益、すなわち大使がその国で居心地が良い様にしか努力しない。政治家も国益より権益、先ずは選挙で当選して自分の権力を確保することしか考えない。領土問題は一番重要な国益なのに官僚も政治家も関心が無い。
 
 このままでは、気が付いた時には世界中の国の地図に竹島は「韓国領」と表記されてしまう。そうなってから国際司法裁判所に訴えて、古い資料で日本領だと主張しても、「韓国が実効支配して、各国の地図に韓国領と記されている事実」から日本領だと裁定される可能性は無い。

— 記述 m-tezuka at 10:13 pm   pingトラックバック [0]

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