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民主党よマニフェストは水戸黄門の印籠ではない

 今の民主党は危うい。マニフェストを国民が受け入れたために政権を取れたんだと思い込んでいる。マニフェストの各項目を全て支持して投票したわけではない。「政権交代」を期待して投票した人が殆どである、ということを忘れているようだ。
 
 「インド洋での給油中止」「高速道路の無料化」「八ッ場ダム中止」など賛成しかねるが民主党に投票したという人が多いのだから、マニフェストに掲げているから実施という態度は不遜である。
 
 特に八ッ場ダムに関して国交相の「現地に行って、中止を前提に話し合う」という態度は話にならない。現地の人に第一にするべきことは「なぜ中止をマニフェストに掲げたか」という説明ではないか。
 現地の人たちには50年かけてやっと賛成したのに今更中止とはなんだ、という感情がある。だから、単にダムは無駄だと言うだけでなく、数字を挙げて具体的に説明する必要がある。新しい村づくりにいくら、各戸への補償金がいくら、関係都県への賠償金がいくら税金がかかるが、このままダムを作って50年間維持すればその3倍の税金がかかるんだよと数字で説明して欲しい。官僚は数字を作るのは得意だから。
 
 その他の政策についてもなぜマニフェストに載せたかの説明が欲しいね。!

 

— 記述 m-tezuka at 01:20 pm   pingトラックバック [0]

最近感動したこと

12日(土)見たテレビドラマ「戦場のメロディ」は久しぶりに感動した。
 
 「渡辺はま子」も「あゝモンテンルパの夜は更けて」も知っていたが、このような歴史とドラマが有ったということを知らなかったので、一層感銘を受けたのかもしれない。とにかく人間の凄さを感じた。
 
 先ず、「指差し裁判」。憎しみのエネルギーは理性を上回るという当たり前の人間感情。家族を日本兵に殺されたというキリノ大統領がモンテンルパに囚われている日本人死刑囚を許すはずも無い。
 
 ところが、復員局の事務官、僧侶、歌手の3人が国交の無いフィリッピンの大統領に特赦を決断させたのである。渡辺はま子が言っていた「私は歌うことしか出来ない。」この言葉がキーワードである。「これしか出来ない。」という人は強い。
 
 最後は僧侶・加賀尾と大統領の交渉で特赦を引き出すのであるが、加賀尾は「あゝモンテンルパの夜は更けて」のメロディーの入ったオルゴールを渡しただけである。今どきこんな交渉力のある日本人がいるだろうか?またこんな決断のできる大統領もいないな。

— 記述 m-tezuka at 04:17 pm   pingトラックバック [0]

自民党は崩壊するしかない

 今回の衆議院選挙の結果は大方の予想通りだったが、これを予想できず大ショックを受けているのが麻生首相や主要閣僚、自民党の幹部達である。民主党政権が誕生するまでは、まだ自民党政権であり日本を正しい方向に導いていく責任があるんだという、政治家としてごく当たり前の常識を忘れてしまったようだ。
 
 国際会議への大臣の欠席が相次いでいる。G20の与謝野大臣、WTOの二階大臣、石破大臣などが出席しないと言っている。日本の国益を守るというのが政治家の第一の務めではないのか。これでは民主党政権が失敗するのを期待しているように見えてしまう。
 最後の仕事をきっちりとやっておくことによってこそ、「さすがに自民党、民主党に何かあれば次回は民主党にしよう。」と国民が安心するのに、こんな状況では「もう自民党は崩壊するしかないな。」と国民は思ってしまう。

 


— 記述 m-tezuka at 09:27 am   commentコメント [1]  pingトラックバック [0]

私が決めたわけじゃないから

昨日のTVでの麻生首相の発言。
 
 両院議員総会の開催が見送られて、議決権の無い懇談会が非公開で開催されることになった感想を聞かれての答え。
 
 このリーダーシップの無い態度が国民から見放されていることに気がつかない情けなさが、さらに国民の支持を失う結果になっている。この人がTVに登場するたびに自民党の支持が下がる気がする。
 
 「数ヶ月前にこの人でなければ選挙は戦えないと言って選んだ人を今更代えることはできない。他に誰が居るんだ。」という人もいるが、秋葉原に人気があるとういだけで選んでみたものの、すぐに選挙にならずズルズルと首相をやっている間にTVに出る機会が多くなり、漢字が読めない、言葉を知らない、優柔不断、人を馬鹿にした態度など首相として相応しくないことが判ってしまった今となっては表紙を変えたい自民党国会議員が多いのは当然である。
 
 本来なら首相自ら両院議員総会を開いて選挙に立ち向かうリーダーシップを執らないと選挙には勝てない。それを非公開で懇談会とは、選挙はあきらめたと言わざるを得ない。

 

— 記述 m-tezuka at 09:46 am   pingトラックバック [0]

足利事件と裁判員制度

足利事件で無期懲役が確定していた菅家さんが釈放された。唯一ともいえる証拠のDNA鑑定が誤りだった。
 
 もし当時、裁判員制度が実施されていて、その裁判員だった人のことを思うと戦慄を覚える。
 
 菅家さんは、警察や検察を絶対許さないと言っている。しかし刑を確定したのは裁判官である。にもかかわらず裁判官を恨んではいない。何故か。裁判官は特別に選ばれた人で神の代わりに人を裁く者だと信じているからだろう。「嘘は見抜いてくれると信じていた。(だから嘘の自白をした)」とも言っていた。
 
 これが一般の人が裁判に参加しての判決ではそうはいかない。自分と同じ人間に、間違った証拠で有罪判決を言い渡されたら、その裁判員を絶対に許さないと言うだろう。
 
 皆が参加して裁く。一見大変民主的に感じられるが、これを小さなグループに置き換えればリンチである。感情で裁くからである。裁判員制度もそうなってしまうだろう。
 
 一般常識の無い裁判官を補うために一般人を参加させる裁判員制度。一般常識って往々にして感情である。

 

— 記述 m-tezuka at 09:43 pm   pingトラックバック [0]

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