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年賀状


— 記述 m-tezuka at 12:00 am  

誕生日には年を取らない

 昔は年を数えるのに「数え年」というのがあって、1月1日にみんな1つ年を取った。従って他人との年齢の差は常に一定で変わらない。しかし今は、「満年齢」で数えるので、他人との年齢差は時々変わる。満年齢では「誕生日に年を取る」と言われているからである。ところがこの「誕生日に年を取る」というのが間違いであるということに気がついている人は少ない。
 
 満年齢では「年を取る日」は誕生日の前の日である。さらに細かく言えば「誕生日の前の日の24時」である。24時とは物理的に言えば翌日の0時であり存在しないものであるが、法律的には24時と翌日の0時は区別されており、日単位で物事を考えるときは別の日として扱われる。
 例えば「早生まれ」の問題である。同一学年は、4月2日から翌年の4月1日に生まれた者であり、会計年度が4月1日から翌年の3月31日なのとずれているのは何故だろうと疑問に思う人も多い。学校教育法では「満6歳になった日の次の4月1日から学校に行ける」とあり誕生日でなくて「満6歳になった日」を基準にして会計年度と一致させている。すなわち4月1日生まれにひとは3月31日に満6歳になるのである。
 
 一方後期高齢者は75歳以上と定められている。この時健康保険証が切り替わるが、新しい健康保険証は誕生日から有効になる。決して「75歳になった日」誕生日の前の日から有効にはならない。
 それは、「日」というものは時間の流れをディジタルに区切っていくものに対して、以上とか以下などは時間の流れをアナログのままとらえるものだからである。75歳以上とは「誕生日の前の日の24時」すなわち「誕生日の0時」以降であるからである。
 

 

— 記述 m-tezuka at 01:45 pm  

東京五輪エンブレム

 東京五輪のエンブレムが発表された。見た瞬間、なんだこれ?黒が多過ぎ。こんなのが街にあふれたら憂鬱になっちゃう。「T」をデザインしたと言ってるが、日本人なら「東」をデザインして欲しいものだ。
 選んだ人は、作者の解説を見て選んだのだろう。見る人は、作者の解説を知らないまま見るので、訳が分からない。解説を聞かなくても、「いいな」と思うような東京五輪エンブレムが欲しかった。
 新国立競技場のデザインしかり、エンブレムのデザインしかり。選考委員の感覚がおかしい。

 

— 記述 m-tezuka at 02:33 pm  

極めて日本的な出来事

 高崎山のサルの赤ちゃんに「シャーロット」と名付けた問題。「王室に対して失礼だ」と抗議が殺到した。これは他人の気持ちを慮って行動を自制する、極めて日本的な対応で奥ゆかしいものである
 これに対して、大分市は大分県を通じて在日英国大使館の意見を聞く方針を決めたそうである。そんなことを聞いたらだめというはずはないのに、行政が責任を取りたくないためのやり方で、これも極めて日本的である。
 日本人の奥ゆかしさからすれば「シャーロット」を撤回すべきであるが、撤回すれば大分市はその名前の応募者に説明ができないので、撤回しない方策を考えたのである。

 

— 記述 m-tezuka at 07:48 pm  

白鵬横綱の貫禄なし

 昨日の稀勢の里との一番、立ち合いの変化で勝った。横綱らしくしっかりと受け止めてから勝負に出てほしかった。おそらく前の取り組みで照ノ富士が勝ったので、負けられないという気持ちが働いて安易に変化したのだろう。

 その取り組みで、アナウンサーが逸ノ城との取組に対する照ノ富士のインタビューを伝えていたが、「自分は先輩であるし相手は下位でもある。しっかり右四つに組んで相撲を取りたい」とのこと。この心構えと、雲泥の差だ。

 

— 記述 m-tezuka at 12:50 pm  

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