陸山会事件で政治資金規正法違反に問われていた小沢一郎が無罪になった。すかさず輿石幹事長は党員資格停止解除の手続きをとると発言している。小沢グループもパーティーを開いて気勢を上げているらしい。
しかしよく考えてほしい。秘書が3人も有罪になっている現実を。裁判官は、共謀した証拠がないから無罪にしただけで、潔白だと言っているわけではない。部下に罪を着せて自分は生き延びる、まるでやくざの親分だ。こんな人間をリーダーに仰ぐ小沢グループも得体がしれている。
政治家は「落選すればただの人」といわれている。彼らは選挙上手といわれる小沢にくっついていれば、ただの人にならなくて済むと考えているだけの集団である。
小沢は選挙に勝つことしか考えていない。だから消費税に反対し、バラマキ政策にこだわる。日本のことましてや日本の未来など考えようとしない。
報道によれば「今まで政治資金収支報告書を見たことはありません。私の関心と仕事は天下国家の話でそれに集中している」と述べたそうだ。それだったら、天下国家の安泰のために、この際身を引いたらどうか。彼がうごめくと民主党も政府もバラバラになりそうだ。
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