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2兆円の選挙対策費が無駄に

景気対策と称する選挙対策の「2兆円の給付金」が、バラマキ批判を受けて迷走している間に世論の支持も得られなくなってきている。
 
 始めは景気対策で消費意欲を引き出すためであったのが、いつの間にか高額所得者には不要だという生活援助費になってしまったのがそもそもの躓きで、では高額所得者に渡さないためにはどうするんだという技術的な問題が解決できなくなって、その配布方法は市町村に任せてしまえ、というとんでもないことになってしまった。
 
 結局これも、配布方法について国民からクレームが出るのはわかりきっているので、それが政府=与党に集中して選挙に不利になるのを避けるために、その矛先を市町村に向けさせるための手段である。これを見ても選挙対策の他のなにものでもないことが分かる。
 
 しかし与党の思惑にははんして一層支持を減らす結果になるであろう。
 
 今、多くの国民が一番不安に感じているのは「企業倒産が増えて、いつ自分が職を失うか」であろう。せっかく集めた貴重な税金の2兆円をバラマクよりそれを解決するために使って欲しいと、多くの国民は考えている。

— 記述 m-tezuka at 10:08 pm   pingトラックバック [0]

大臣の役割

また農水大臣が辞任した。事故米の責任を取ったそうだ。これで農水省も一件落着にしたいのであろう。
 
 大臣の役割とは何なのだろうと考えてしまう。現状は「官僚の不始末の尻拭い」しかやっていないように見える。
 
 民主主義の基本は三権分立であるけれども、日本では議院内閣制をとっているので行政府と立法府が癒着して十分なチェック機能が発揮されない。すなわち行政府は国会議員から選ばれた閣僚で構成される内閣であるが実質的には官僚が牛耳っている。それはコロコロ代わる閣僚は、何年も同じ仕事をしている官僚には太刀打ちできないからである。
 
 結局、行政のトップであるというだけで官僚たちの失政の責任をとる事しかできない大臣ばかりの政府になってしまうのである。しかもこれらの大臣は国会の多数派政党出身のため、国会での追及が十分でなく、失政が修正されることがない。
 
 天下りの問題(税金の無駄遣い)、年金の問題、事故米の問題など全て各省が長年続けてきた失政なのに、その時の大臣が謝っているばかりである。

— 記述 m-tezuka at 10:44 am   pingトラックバック [0]

ブラインドタッチ

タッチタイピングって何?と思って聞いていると、ブラインドタッチのことだった。
 
 ブラインドタッチが差別用語だそうだ。ブラインド=“めくら”ということらしい。別に「目の見えない人を差別する。」ということが意識の外にあったのに、「ブラインドタッチは、差別用語だからタッチタイピングを使いなさい。」と言われると、「あっ!ブラインド=“めくら”は差別されているのだ。」と気付かせてくれ「目の見えない人を差別する。」ということが意識の中に入ってくる
 
 というように、差別を無くそうとして差別用語を制定する行為が差別を助長している。それもそのはず、差別を無くそうとしているいわゆる人権擁護団体は、差別が無くなれば不要の団体になってしまうから。
 
 「めくら」という言葉には何ら差別の意味は無い。目が見えない人という意味を簡潔に表現しているだけである。「あいつは視覚障害者だぞ!」と囃したてれば、目が見えない人を蔑視したことになる。結局、言葉ではない。
 
 「めくら」の付く言葉を辞書で調べると、「めくらぐも」「めくらじま」「めくらだに」「めくらばん」「めくらめっぽう」など色々あるが全て差別用語ではないようだ。たぶん置き換えるのに適当な言葉がないからだろう。ところでブラインドタッチは和製英語だそうだ。さすがに日本人、分かりやすい言葉を作るものだ。
 
 マスコミの自主規制を廃止しないと、せっかく表現豊かな日本語を持っていても、差別用語だといって使わなくなってしまったら日本文化の将来は無いよ。

 


— 記述 m-tezuka at 03:35 pm   commentコメント [2]  pingトラックバック [0]

後期高齢者医療保険制度

後期高齢者医療保険制度が始まって、にわかに民主党が年金からの保険料天引きに反対をし出した。
 
 何で今頃騒ぐのか、そもそもこんな人を馬鹿にした制度は成立する前に反対しろ。):T
 
 天引きしなかったら集金のために人手がかかりその費用をどこから出すのか。無駄が増えるだけだよ!さらに年金のようにネコババされてしまうかも。:E
 
 そもそも役人というのは組織を作って自分の居場所を確保するという習性がある。そのため後期高齢者医療制度を考え出したのであろう。そういうことをさせないようにチェックするのが国会だ。それが機能していない。
 いや、それ以前に議員達でどうすれば国民が幸せになれるか考えてくれ。

— 記述 m-tezuka at 10:04 pm   pingトラックバック [0]

アカハラ

今朝の新聞を見ていると『防げ「アカハラ」』というタイトルが目に入った。
 
 あの小鳥がどんないたずらをするのだろうと、記事を読み始めるととんだ間違いであった。アカデミック・ハラスメントを縮めてアカハラと言うらしい。
 
 何で日本人は他人が分からないような言葉を作ってしまうんだろう。多分役人のセクショナリズムからくるのであろう。他人から干渉されるのが嫌なので先ず自分たちだけに分かる記号として言葉を作っているのだ。さらに新しい言葉を作ることによって新しいことをやっているように見せかける効果がある。
 
 これを「学校に於ける上司のいじめ」と書いてしまうと、何をやっているのかが誰にでも分かってしまって、「何だそんなことをやっているのか。」と軽く見られるのを恐れているのかな。
 
 しかし、念のため「アカハラ」をyahoo!で検索して見ると最初に「アカデミックハラスメント」が出てきた。知らなかったのは私だけかな。

— 記述 m-tezuka at 09:52 pm   pingトラックバック [0]

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