「震災の 痕を見せない 島と島」
バスは新宿を7時10分に出発し上野を経由して東北道をひた走り午後1時過ぎに松島に到着した。途中、震災の影響はどんなもんだろうと目を凝らしたが、自動車道から見える限りでは所々にブルーシートを被った屋根がある程度で震災を思い出させるものは無い。特に松島は海の傍にもかかわらずかなり復旧していて、震災のあったことを知らない人が見たら、工事中の店があったり休んでいる店があったりしたよという程度で震災を感じさせない。
問題は観光客が少ないということである。復旧・復興を助けるには、なかなか支給されない義捐金を出すよりも、普段どおり観光に出かけるに限る。震災直後に「こんな時に花見で浮かれるべきでない。」と叫んだ人の影響がまだ続いているようだ。
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