歩き出してすぐに、アスファルトの猛烈な照り返しを受け「しまった、野草園までほとんど日陰が無い。あんなところに行くんじゃなかった。」と後悔したが、ゆっくり歩いて野草園までやってきた。
野草園の入り口のノートに記帳しようとすると、既に午後2時を過ぎているのに3番目であった。こんな暑い日でも来る人はいるものだ。
木陰に入ってホッとしていると、目の前を黒い蝶がひらひらと飛んでいってちょっと離れた枝に止まった。そっと近づいてパチリと写す。花の咲いていない木の枝に止まって何をしているのだろうとさらに近づいたら、ふわりと飛び上がってどこかへ行ってしまった。
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