足利再審で菅家さんが、取り調べた元検事にしきりに謝罪を求めていたが、ちょっと違うんじゃないかな。有罪と判断したのは裁判官であり、検事は忠実に職務をこなし起訴しただけである。
確かに菅家さんは、検事を恐ろしく感じて思わず嘘の自白をしてしまって、検事に恨みを持っているのはわかる。しかし有罪と判断したのは裁判官であって検事ではない。精度の低いDNA鑑定を元に起訴した検事に対して、裁判官はその鑑定は精度が低いから証拠不十分だと指摘する義務がある。それを怠った裁判官が糾弾されるべきである。嘘の自白を見抜けなかった裁判官を恨むべきである。
さらに言えば、弁護側が独自のDNA鑑定を提出して再鑑定を申請してもなかなか取り上げなかった裁判所は何を考えていたのだろうか。ここに一番の問題があると言える。
一般的に言って、犯人側は無罪を主張し検察側が有罪を主張し判断を下すのが裁判官である。検察側が提出した間違った証拠で有罪とするのは裁判官である。
確かに検察が起訴しなければ犯人にはならないが、証拠が犯人だと示していれば起訴するのが検察の仕事であり、その証拠は不十分だとして無罪にするのが裁判官の仕事である。
自白偏重の捜査で検察が批判されるが、無実の人が有罪の判決を下されて裁判所が批判されるのはあまり聞かない。何故か?
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フジカワサービスエリアってどこ?
2009/10/18
ラジオの交通情報を聞いていると、たびたび次のように言っている。
「東名高速、フジカワサービスエリアを先頭に5kmの渋滞。」
東名高速は時々、川崎ー浜松間を使っているが、そんなサービスエリアは無いので、おそらく豊橋と名古屋の間にあるのだろうと漠然と思っていた。
ところが先日、富士川サービスエリアに立ち寄った時、なにげなく看板を見てびっくり。なんとローマ字で「FUJIKAWA」と書いてある。今までここは「ふじがわサービスエリア」だと認識していた。
フジカワと言ったら人名の「藤川」が先ず思い浮かぶ。フジカワと言われて「富士川」が思い浮かぶ人が日本に何人居るだろうか。
てんりゅうがわ、おおいがわ、あべがわ、かのがわ、など河川の「川」はみんな「がわ」と発音している。富士川だけなぜ「フジカワ」なのだろう。
長年静岡県に住んでいた人間にもわからない情報が役に立つのだろうか?
「東名高速、フジカワサービスエリアを先頭に5kmの渋滞。」
東名高速は時々、川崎ー浜松間を使っているが、そんなサービスエリアは無いので、おそらく豊橋と名古屋の間にあるのだろうと漠然と思っていた。
ところが先日、富士川サービスエリアに立ち寄った時、なにげなく看板を見てびっくり。なんとローマ字で「FUJIKAWA」と書いてある。今までここは「ふじがわサービスエリア」だと認識していた。
フジカワと言ったら人名の「藤川」が先ず思い浮かぶ。フジカワと言われて「富士川」が思い浮かぶ人が日本に何人居るだろうか。
てんりゅうがわ、おおいがわ、あべがわ、かのがわ、など河川の「川」はみんな「がわ」と発音している。富士川だけなぜ「フジカワ」なのだろう。
長年静岡県に住んでいた人間にもわからない情報が役に立つのだろうか?
— 記述 m-tezuka at 03:14 pm トラックバック [0]
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