「出陣を 見守る如く 咲いている」
来賓の挨拶などがあって演奏が始まるまでには間があるだろうとのんびり歩いていると、突然ブラスバンドの音が響いてきた。時計を見ると1時15分丁度だ。
演奏を聴きながら会場に到着すると、ナンジャモンジャはほとんど散ってしまってその下に居るはずの音楽隊がいない。観客だけが椅子に座って音楽隊の到着を待っていた。音楽は参道の方から聞こえてくる。
山門の前に行くと人垣が出来ていて、隙間から覗くと参道に並んだ音楽隊が、「これから会場に出陣するぞ」と気持ちを高めているところであった。傍らにナンジャモンジャが咲いていた。
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