m-tezukaのデジカメ日記

[ Tags :: 旅先 ]

弥陀ヶ原

「夏が来た 黄色絨毯 敷き詰めて」
110802
↑クリックすると拡大表示されます

 今日は出羽三山巡りの二日目、先ず月山の弥陀ヶ原に向かう。庄内平野の田んぼの中を進むと、行く手に雲のかすんだ山が見える。今日も曇りであまり暑くなくて過ごしよさそう。
 山に登り始めると、道はきわめて細くカーブは180度曲がっておりバスは徐行して曲がる。こんな道路を大型バスがよく通れるものだと、バスの運転手に拍手を送る。
 やっと八合目の駐車場に到着しチョッと登ると湿原が広がっている。弥陀ヶ原である。黄色い花が咲くキンコウカの群落が美しい。

 

— 記述 m-tezuka at 11:23 pm   pingトラックバック [0]

中尊寺

「芭蕉さん 世界遺産に なりました」
110713
↑クリックすると拡大表示されます

 今日はいよいよ世界遺産に登録された金色堂を見る日だ。宿を出てまっすぐ向かわず、前座として厳美渓に寄る。日本のどこにでもある渓谷美である。
 金色堂は覆堂で覆われて風雨にさらされないようになっている。建立された当時は覆堂は無く、森の中に金色に輝くお堂が現れればマルコポーロでなくても、さすが黄金の国と驚くことであろう。屋内にあることによって単なる美術品になってしまっているように感じる。
 現在の覆堂は昭和38年に建てられたもので、古い覆堂はこちらに移築されている。芭蕉の見たのはこの覆堂の中の金堂であろう。

 

— 記述 m-tezuka at 11:32 pm   pingトラックバック [0]

松島

「震災の 痕を見せない 島と島」
110712
↑クリックすると拡大表示されます

 今日は震災後初めての旅行である。どうせ行くなら東北地方を元気にしようと、世界遺産に登録されたばかりの中尊寺を巡るバスツアーに参加した。今日は松島を遊覧船で見物して鳴子温泉泊まりである。
 バスは新宿を7時10分に出発し上野を経由して東北道をひた走り午後1時過ぎに松島に到着した。途中、震災の影響はどんなもんだろうと目を凝らしたが、自動車道から見える限りでは所々にブルーシートを被った屋根がある程度で震災を思い出させるものは無い。特に松島は海の傍にもかかわらずかなり復旧していて、震災のあったことを知らない人が見たら、工事中の店があったり休んでいる店があったりしたよという程度で震災を感じさせない。
 問題は観光客が少ないということである。復旧・復興を助けるには、なかなか支給されない義捐金を出すよりも、普段どおり観光に出かけるに限る。震災直後に「こんな時に花見で浮かれるべきでない。」と叫んだ人の影響がまだ続いているようだ。

 

— 記述 m-tezuka at 11:26 pm   pingトラックバック [0]

prev
2024.5
next
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
 
T:17567 Y:17907 Total:1445160 Online:2131
季語の無い俳句と写真で綴る日々の日記です。
季語の無い俳句について
m-tezukaのホームページ