m-tezukaのデジカメ日記

ヤブミョウガ

「花も見ず 遠ざかり行く 二人連れ」
ヤブミョウガ
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 木陰を歩いて風に吹かれても汗が引かない。そんな湿った強い風が吹いている。台風が接近しているからだ。
 水生植物園をぐるりと回った深大寺城跡の森の木陰にヤブミョウガが咲いている。可憐な小さい白い花が風に揺れてなかなか撮影できない。風のやむのをじっと待ってカメラを構えていると、後ろから近づいてきた人達が歩みを緩めることもなく通り過ぎていった。そんなに魅力の無い花である。


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アゲハチョウ

「ミソハギの 上をひらりと 飛んで行く」
アゲハチョウ
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 午前中は用事があったので午後から出かけた。
 外は暑い、背中に太陽を受けて歩く。せみの鳴き声で頭の中から暑くなる。しかし木陰に入ると風が心地よくホッとする。夏はこのホッとする心地がたまらない。
 水生植物園に行ってみると、ミソハギも終わりに近づいており、花は伸びた穂の先端にかたまって咲いている。これでは写真にならないなと思いながらぼんやりしていると、一匹のアゲハチョウがひらひらと飛んできた。これを逃すと今日の収穫は無いとの思い出シャッターを押す。こんなときデジカメはいい。何枚撮っても只である。


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ウバユリ

「漢字見て なるほだなあと 納得す」
ウバユリ
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 まだ梅雨は終わっていないような天気であるが、午後から少し太陽が顔を見せたのでカメラを持って出かけた。
 しばらく神代植物公園へは行ってなかったのでウバユリが気になって行ってみることにする。先ずグリーンギャラリーに行ってみる。レンゲショウマが花を沢山付け過ぎて全部下を向いている。他に撮るものは無いので神代植物公園に入り、ウバユリの所へ直行する。
 花が散ってしまった枝だけや盛りを過ぎた花が多くちょっと時期を逸した観はあるが咲いたばかりのもありそんな花を選んで撮ってみる。しかし咲いたばかりでも、林の中の日陰に薄い緑の花なので華やかさが無い。「姥百合」という看板を見てそのとおりと納得する。


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コオニユリ

「梅雨去ると 輝きを増す 夏の花」
070727
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 今日も晴れている。梅雨が明けたのか、外を歩くと暑い。
 明日は一日中忙しいので、今日中に今週の深大寺界隈の写真を撮っておかなければならない。水生植物園に行ってハスを撮ろうと思ったが一つも咲いていない。見渡してもめぼしいものが無い。期待せずに一番奥の高みに行ってみるときれいなヤマユリが咲いていた。これでなんとか一枚確保できた。
 深大寺城跡でヤブミョウガとワルナスビを撮ったので、グリーンギャラリーでレンゲショウマを撮れば3枚は確保できると目論みながら行ってみると、真っ赤なコオニユリが咲いていた。下の方の花は終わってしまっているところを見ると、かなり前から咲いていたはずであるが気が付かなかった。やはり夏の花は晴れていないと目立たないものだ。


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ミソハギ

「秋らしい 名前であるが 夏盛り」
ミソハギ
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 今日は天気予報よりもよく晴れて暑くなった。しばらくの間、深大寺界隈には出かけていなかったが、時間もあり天気も良いので久しぶりに出かけた。
 グリーンギャラリーに行くと今日はレンゲショウマが沢山咲いていたが、心無いものの仕業であろうか太い枯れ枝を支えにして花の芯が見えるように横向きにしてあった。しかもちょうど良く見えるように枯れ枝を無理に動かしたのであろう、レンゲショウマの繊細な茎が折れてしまっているものが2、3本ある。花だけを撮ればいいという不届きなカメラマンの仕業である。
 水生植物園にはミソハギが一面に咲いて、そんな憤る心を慰めてくれる。それにしても萩という名前から秋を思ってしまうがようやく梅雨が明けようとしている晴れた暑い日である。


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