夕方になると久びりに涼しくなって散歩に出られた。この夏初めての散歩だ。４時を過ぎていたので、水生植物園には入らずに深大寺へ行った。まだ賑やかで店の前のベンチは満席だ。
　境内には例年通り切子灯籠が吊るされており、飾りの布が風になびいていた。

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切子灯篭  

　夏なのに、初雪草が咲いて雪が降ったように庭が白くなった。この花は生命力が強い。昨年鉢植えにしてあったものを始末してしまったが、今年は庭のあちこちから芽を出して雪を降らしている。

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初雪草  

　　花屋で売れ残り品を一籠いくらで売っている。花の最盛期が過ぎたもの、終わってしまったものなどであるが、それを買ってきて育てていると意外な花が咲くこともある。これもその一つで、キントラノオだ。

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キントラノオ  

　久しぶりに水生植物園へ行った。菖蒲田ではハナショウブが咲き始めていたが、まだ写真に撮るには寂しい。湿地帯の西側の木立の中にヤマボウシの白い花が咲いていた。今はこれが一番の見所だ。

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水生植物園  

　普段散歩する道に白い小さな花が、道に沿って咲いている。レースフラワーだそうだ。散歩が楽しくなる道だ。

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レースフラワー