m-tezukaのデジカメ日記

キタテハ

「傷つきし チョウ白百合で 休息す」
キタテハ
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 久しぶりに夏空になり、蝉も賑やかに鳴いている。その中にツクツクホウシの鳴き声も聞こえる。今年は夏が短かった。
 明日は第3土曜日で野草園は休園日だ。今日行かないと今週も行けなくなってしまうので行ってみた。
 キツリフネが相変わらずポツリポツリと咲いている。キレンゲショウマもまだ健在だ。キツネノカミソリは殆ど見られない。オミナエシが咲き出した。などと花々を見回しながら出口に近づくと、白百合にキタテハらしい蝶が止まっている。そっと近づいて何枚か撮ってよく見ると羽が少し欠けている。どおりであまり動かない。夏中働いて疲れているのだろう。


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軽井沢

「緑濃く 苔むした道 自転車で」
軽井沢
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 今日は軽井沢バスツアーに出かけた。
 お盆休みで道路渋滞が心配であったが、軽井沢付近が渋滞していただけで、11時過ぎに到着。自由時間が4時間あるので自転車を借りて一回りすることにする。
 旧軽銀座や三笠通りは人で溢れている。軽井沢らしさを求めて、矢ケ崎公園から矢ケ崎川に沿ってささやきの小径を通り万平ホテルに立ち寄って石畳の道に足を踏み入れると、道路の縁の石垣は緑に苔むして木立の奥に洒落た建物が見える。さすがに日本最初の別荘地である。


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ツマグロヒョウモン

「夏草の 花に止まった 豹柄が」
ツマグロヒョウモン
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 今日は曇りがちであまり暑くなく過ごし易い日である。午後から少し晴れ間がでたので散歩に出かけた。
 水生植物園へ行ってみると正に夏草が茂る状態で、木や草の間からチラホラと人影が見える。それなりに人出があるようだ。
 湿地帯には、伸びきったミソハギが重さに耐えかねて倒れてもなお頭を持ち上げて、なんとか花を咲かせている。そんなところに鮮やかな豹柄の蝶が飛んできて止まった。


— 記述 エム at 08:37 pm   pingトラックバック [0]

カマキリ

「カマキリも 鎌を上げなきゃ ただの虫」
カマキリ
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 お盆休みで故郷へ帰る人達の苦労を他所にぶらりと散歩に出る。
 三鷹通りも車が少なくて静かだ。人通りも無い。東京の人口がかなり減ったようだ。深大寺まで来るとさすがに人が居るが、普段の日曜日より少ないようだ。
 静かな道をのんびりとグリーンギャラリーまで来るとノートを持った子供と母親が出てきた。夏休みの宿題に植物の観察をしていたのだろうか。中に入ると画板を持った大人の二人連れ。こちらは仕事で観察しているらしい。
 「将軍の孫」像のある広場に行くと、マツカサギクを撮影している二人のカメラマン。近づくと一人が「ほら、あそこにカマキリ。」と指差す。見ると花の上に緑の枝のようなものが乗っている。よく見ると羽がまだ生え揃わない子供のカマキリが鎌を折りたたんでじっとしている。横から見ると緑色のゴキブリのようでもある。


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風鈴

「風鈴の チリンチリンで 汗が引く」
風鈴
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 3日間涼しいところに居たので、今日は特別暑く感じる。
 その留守の間に溜まった仕事を片付けてカメラを持って外へ出たのが2時半。風が無いので歩いている間は歩くスピードの風を感じるが、撮影しようと立ち止まると風も止まって汗がどっと出て来る。
 そんなわけで、とにかく歩いてぐるっと一回りして深大寺門前に戻ってくると、先ほど居た観光客もまばらになって静けさが広がっており、店先に吊るされた風鈴がわずかな風でチリンチリンと音を響かせている。そんな音を聞いていると耳から涼しさが体中に広がって汗がスッと引いていくようだ。


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