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[ カテゴリー » デジカメ講座 ]

基礎知識(設定の見直し)

 デジカメは購入したままの状態(工場出荷状態)でも十分綺麗な写真が撮れますね。L版にプリントして皆に配っても十分自慢できます。ところが、これはいい写真だからとA4版に印刷した結果にがっかりしたことはありませんか。自分のカメラは400万画素だからA4版でも綺麗な写真になるはずだ、とカメラ屋に文句を言う前にカメラの設定を見直しましょう。
 
 400万画素のカメラは2288×1712ピクセル(カメラによって多少違う)の画素数で写真を撮るので、A4サイズにプリントしても十分綺麗な写真になります。しかしこの写真をそのままメモリーカードに記録すると、カメラに付属しているメモリーカードでは10枚程度しか記録できない場合が多いです。そこで大多数の人はL版程度のプリントであろうと想定し、そんな人達に便利なようにメモリーカードに記録する時の画像サイズを1024×768ピクセル程度すなわち80万画素にしているケースがあります。こんなケースではL版は綺麗でもA4にプリントすると荒い画像になります。
 
 こんな経験をした人は「記録画素数」(画像サイズ)を最大に設定しましょう。それによって付属のメモリーカードでは撮影枚数が減りますが、容量の大きい例えば512MBのメモリーカードを使用するようにしましょう。
 
 それと「画像品質」の設定があったらこれも最高品質に設定しておくとさらに綺麗な写真が撮れます。(ただし撮影できる枚数が一層減ります。)

— 記述 m-tezuka at 04:40 pm   pingトラックバック [0]

加工術(写真の縮小)

基礎知識(ピクセルについて)で

デジカメの賢い使い方は「記録画素数」を最大にして撮影し、その写真の使い方の応じて画像サイズを縮小することです。

と述べたので、今日はメールに添付するための簡単な画像サイズの縮小方法について述べます。
 
 写真は「マイピクチャー」フォルダに入っているものとします。(他のフォルダーに入っている場合は「マイピクチャー」をそのフォルダーに読み替えて下さい。)
 
  1. マイピクチャーを開き目的の写真のファイルを右クリックします。
  2. 出てきたメニューの「編集」をクリックします。
  3. 「ペイント」というプログラムで目的の写真が表示されます。(デジカメの画素数が大きい場合は、写真の一部しか表示されません。)
  4. ペイントの「変形」-「伸縮と傾き」をクリックします。
  5. 出てきたダイアログボックスの「伸縮」の欄で水平方向と垂直方向の数値を30(縮小したい数値で%が単位です。)程度にして「OK」をクリックします。
  6. サイズが適当でない場合は「編集」-「元に戻す」で戻ってやり直します。
  7. 適当なサイズになったら、「ファイル」-「名前を付けて保存」をクリックして元のファイルとは別の名前をつけて「保存」をクリックします。
注:適当なサイズとはペイントで写真の全体が見えていることです。
 
以上でメールに添付できる写真になります。

— 記述 m-tezuka at 03:51 pm   pingトラックバック [0]

撮影編(背景を生かす)

今日は写真撮影について考えてみましょう。

写真撮影のマニュアル本などには、「写真撮影は引き算だ」と述べているものが多いですね。無駄なものを引き去って主題だけを目立たせるというのが主旨だろうと思われます。
 
神代植物公園でバラフェスタが行われているので行ってみると、大勢のカメラマンが望遠レンズを付けたカメラを三脚に載せてバラのクローズアップを撮っていました。正に引き算でバラだけを狙っているようです。そんな写真の結果は花屋さんで撮った写真とそんなに差は無いものになるでしょうね。

bara2
バラフェスタが始まりました
せっかく神代植物公園まで出かけてきたのだから、後で見た時に今日の神代植物公園を思い出させるような写真でありたいものですね。そんなとき重要なのが背景です。神代植物公園のバラ園の中央には噴水があって今日は太陽に輝いていました。その噴水を背景に入れて黄色いバラを撮ってみました。バラの香りがしてくるような写真になりました。「背景を足し算」することが重要です。

— 記述 m-tezuka at 03:43 pm   pingトラックバック [0]

基礎知識(ピクセルについて)

デジカメの写真をパソコンで見たりホームページに載せたりする場合は、ピクセルという言葉を理解しておく必要があります。
「ピクセル」とは日本語では「画素」です。デジカメで撮った写真は、画像がデジタルで描かれています。デジタルで画像を描く場合は沢山の点で描きますが、その時の一つ一つの点が画素すなわちピクセルです。300万画素のデジカメとは一つの写真を300万の点で描いているということです。
例えば今皆さんがご覧になっているパソコンもデジタル機器であり、その画面も沢山の点で描かれています。多くのパソコンの点の数は横に1024縦に768並んでいます。ということはパソコンの画面は1024×768=786432、すなわち約80万画素だということです。
デジカメで撮影する場合「記録画素数」を何に設定するかが重要です。例えば300万画素のデジカメの場合は、2048×1536ピクセル~640×480ピクセルまで4種類の設定ができるようになっています。
パソコンで見る場合には640×480ピクセルが適当ですが、これをプリントして見る場合には64×48mmの大きさになってしまいます(大きくプリントすると粗くなります)。プリントを楽しむ場合は2048×1536ピクセルに設定する必要があります。この設定では20×15センチの大きさの綺麗なプリントができます。(綺麗なプリントには1ミリ当たり10ピクセル必要です。)
メールに添付して友達に送る場合は、パソコンで見ることになるので640×480ピクセルの大きさの画像が適しています。ホームページに掲載する場合は、見せ方により色々な大きさが考えられますが、一枚だけで見せる場合が最大の大きさで640×480ピクセルということになります。

パソコンで見るだけなら640×480ピクセルすなわち30万画素で良いということです。言い換えれば300万画素のカメラを持っていても640×480ピクセルに設定していれば30万画素のカメラとして使っているということです。
デジカメの賢い使い方は「記録画素数」を最大にして撮影し、その写真の使い方に応じて画像サイズを縮小することです。画像サイズを縮小するには画像処理ソフトが必要です。サイズの縮小についてはまたの機会に述べます。
 
画素数とプリントサイズの関係は次の通りです。
画素数  ピクセル  プリントサイズ 
80万  1024×768  L版(127×89)以下 
200万  1600×1200  はがき(148×100)以下 
400万  2272×1704  A4(297×210)以下 
600万  2816×2112  B4(364×257)以下 

— 記述 m-tezuka at 03:40 pm   pingトラックバック [0]

基礎知識(カメラを選ぶ)

弘法筆を選ばず
 「なるほど」、と納得した方はこの回はパスしましょう。カメラは所詮、写真を撮る道具に過ぎません。とは言っても、やっぱり道具選びは楽しいですよね。そんな方はしばらく付き合って下さい。
 
一目惚れ
 そうですね。これがカメラ選びの極意ですよ。惚れたカメラなら、長く付き合えます。「あばたも笑窪」でチョッとした不便さも何とか工夫して、「俺でなければこのカメラは使いこなせないんだ!」と言って手放せなくなります。 惚れる所は人それぞれですね。例えば、
スタイルに惚れる。
 持っているだけで楽しくなるようなカメラに出会うとうれしくなってしまいます。さっそく買って持ち歩きましょう。

機能に惚れる。
 俺が欲しかったのはこの機能なんだ。これで写真撮影が楽しくなるぞ。と思ったらさっそく買ってバシバシ撮りましょう。

安さに惚れる。
 デジカメってこんなに安いの。一つ持っていてもいいな。と思ったらさっそく買ってポケットに入れておきましょう。

カメラ選びの一つの方法
 最近はデジカメも従来のフィルムカメラ以上に種類が多くなったので、カメラ選びも従来のフィルムカメラ選びの考え方で選ぶのも一つの方法です。
旅行の記念写真や子供の成長の記録を撮りたい方
 シャッターを押すだけで誰でも簡単に撮れるコンパクトタイプのデジカメを選びましょう。このタイプのデジカメが一番多く選ぶのに迷いますが、どれを選んでもはがきサイズまでのプリントでは差が出ないので、スタイルや手への馴染み具合で選びましょう。

写真を趣味にして良い作品を撮りたい方
 レンズ交換ができる一眼レフタイプのデジカメを選びましょう。このタイプは従来の一眼レフの操作性が継承されているものが多いのでデジカメを意識せず撮影できます。また従来のレンズが使えるものもあるので、フイルム式の一眼レフを使ってきた方は同じメーカーのものを選ぶのも一つの方法です。

カメラ操作そのものを楽しみたい方
 自分で、「絞りとシャッタースピードを決めてピントを合わせてからシャッターを押して写真を撮る」という一連の動作を楽しみたい方は、レンジファインダータイプのデジカメを選びましょう。このタイプのデジカメはまだ少ないのでどれを選ぶかは迷うことはありません。現在はエプソンのR-D1があります。こちらのリンクからご覧下さい。Link

— 記述 m-tezuka at 08:04 pm   pingトラックバック [0]

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