こんな天気の時は深大寺も静かである。鬼太郎茶屋の前で、どこからとも無くパタパタとバッタのような昆虫が飛んできて若い親子の間にパタッと降りた。カマキリだった。母親が「あ!カマキリ。」と言って後ろから手で胴をつかもうとするとカマキリがツッツッツーと歩いた。そっと手を近づけるとスッと前へ進む。そんなことをずっと繰り返している。なぜカマキリは羽で飛び立たないのだろう。からかっているのだろうか?
水生植物園では今ツリフネソウが一面に咲いている。かわった形の紫色の花の中を覗くと黄色い灯りがほんのり灯ったようで温かみを感じる。
ツリフネソウという名前は、船を吊り下げたように見えるためらしい。ということは「吊船草」と書くのだろうか?と辞書を引くと釣船草だった。
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